

ASIC(特定用途向けの半導体)の高速検証ツール『アキュベリノスシリーズ』の開発、製造、販売、および各種電子機器の受託開発を行っているのが、株式会社アキュベリノスだ。
一般の人にはなじみの薄いASICだが、日常の至るところで電子部品として組み込まれている。例えば、コピーの複合機や、デジタル放送対応の大型FPD(フラットパネルディスプレイ)テレビ、デジカメ、カーナビなど身近なものが多い。そのASICの製造時、フォトマスクという半導体の回路を転写する原版が必要になる。「そのフォトマスクの費用がかなり高価なのです。半導体を作るのに数枚のフォトマスクが必要ですが、一枚の原版を作るのに物によっては一億や二億します。」とアキュベリノス代表取締役社長 藤井真人氏。回路に設計のミスがあった場合、その原版も作り直さないといけない。それを防ぐ為に、正しく回路が設計されているか、正確に動いているかを実際の半導体の製造に入る前に検証する事が出来るのが同社のASIC検証プラットフォームの「アキュベリノスシリーズ」だ。
一般の人にはなじみの薄いASICだが、日常の至るところで電子部品として組み込まれている。例えば、コピーの複合機や、デジタル放送対応の大型FPD(フラットパネルディスプレイ)テレビ、デジカメ、カーナビなど身近なものが多い。そのASICの製造時、フォトマスクという半導体の回路を転写する原版が必要になる。「そのフォトマスクの費用がかなり高価なのです。半導体を作るのに数枚のフォトマスクが必要ですが、一枚の原版を作るのに物によっては一億や二億します。」とアキュベリノス代表取締役社長 藤井真人氏。回路に設計のミスがあった場合、その原版も作り直さないといけない。それを防ぐ為に、正しく回路が設計されているか、正確に動いているかを実際の半導体の製造に入る前に検証する事が出来るのが同社のASIC検証プラットフォームの「アキュベリノスシリーズ」だ。
「ASIC検証には、多大な時間がかかるのが通常ですが、アキュベリノスを使用すれば、システムに処理要求を送ってから結果の出力が終了するまでの時間を短縮できます。例えば映像の回路検証の場合、最終的に製品になったものと同等の映像を実時間処理で見ることができるので、回路があっているかの厳密なチェックができ、ASICを再製造せずに済みコストの低減に結びつきます。また、市場にタイムリーの供給することができます。」と同氏。設立してから4年目の若い会社だが、大手メーカーから引く手数多の同社。常に最先端の技術に携わっている藤井氏は「技術No1」や「アキュベリノスをワールドワイドなブランドに」を目指している。が、それは自分や会社の為だけではない。どのような社会貢献ができるか、未来の世代になにが残せるのかを考えた答えでもある。「技術者の自分はお金や物を残しても仕方がない。次の世代がどう思うか、どう受け取るのかはわからないが、No1の技術や足跡をしっかり残していこう。それがエンジニアにしかできない仕事だと思います。」アキュベリノスを日本から世界へ、No1の技術を次の世代へ。その言葉に真のエンジニアの魂をみた。
■ 会社概要
【会社名】 | 株式会社アキュベリノス |
【設立】 | 2007年10月16日 |
【所在地】 | 〒532-0011 大阪市淀川区西中島7丁目12番5号 大阪屋北2号館8階 |
【連絡先】 | 06-6307-3871 |
■ 詳しい情報はホームページにてご覧いただけます。