2011年04月25日

株式会社モトヤマ

電気炉メーカーの製造技術と商社としての商品開発・サービス力を併せ持つ複合型企業 株式会社モトヤマ 取締役営業本部長 伊川 彰三さん

スーパーバーン
株式会社モトヤマは、主にセラミックスの焼成や硝子の溶解等で使われる電気炉などの製造・販売と各種理化学機器・試験器や油圧フィルター、粉砕機などの幅広い工業用装置までを取り扱い、工場の製造ラインを一括で提供できる会社だ。創業は1943年で理化学機器の販売からスタートしている。商社としての一面を本来から持っている同社は、理化学機器の中でも「熱・計測・制御」をメインとし、営業部門、製品のメンテナンスを行うサービス部門の他に、商社としては珍しくエンジニア部門を設けている。その強みは、高度な専門知識によるサポートと、商社として販売している他社製品とも組み合わせたオリジナル製造ラインの設計技術。また、メーカーとしては大阪府枚方市に自社工場を持ち、電気・電子部品業界を中心に自動車業界やガラス業界などで使われている電気炉などを製造している。

そんな同社は、1975年に通常1600度までの昇温に6〜8時間かかるところ15分で1600度まで上げる「スーパーバーン」という画期的な超高速昇温電気炉の開発に成功。社内の技術者がトースターの原理をヒントに開発したと言われている。装置の構造としてはアルミナを主原料とした特殊な断熱材と空気層を作ることで短時間の昇温が可能に、さらには省エネ・省スペース化も実現。「しかし、当時はあまりの時間短縮に信じて貰えず2年ほど売れなかったようです。実際に見てもらおうと諸先輩方が全国各地でデモンストレーションを行うと急激に売れ始めまして、気がつけばスーパーバーンをまねた製品を売る会社があちこちで現れました。当時は、それほど画期的な技術であったようです。」と伊川氏は当時を振り返る。改良を重ねながら現在も大学や研究機関などで使われ、同社の主力製品となっている。

株式会社モトヤマ 枚方工場
圧倒的な技術力を持つ同社だか、伊川氏はこう考えている。「技術も大事ですが、営業が居ないとものづくりはできません。お客様の要望を確実に捉える力があってこそ、本当に必要な技術開発ができると考えています。」今後も複合型企業としての特長を活かしつつ、エネルギー・環境といった新たな業界・分野にもチャレンジしていく意欲を見せている。
実際に太陽電池の製造ラインを手掛けた実績もあり、手応えを感じている。営業と技術者が一体となった付加価値の高いサービスで、新たな業界へ進出していく同社の活躍が今後も楽しみだ。

■ 会社概要
【会社名】 株式会社モトヤマ
【設立】 1958年6月
【所在地】

〒530-0043

大阪市北区天満1丁目15-13

【連絡先】06-6351-0461
■ 詳しい情報はホームページにてご覧いただけます。



posted by ファイコム at 11:04| キジコネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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