2012年01月10日

東宝化成工業株式会社 営業・仕入部 統括課長 玉川智弘さん

大規模な設備投資で受注量を大幅増 東宝化成工業株式会社 営業・仕入部 統括課長 玉川智弘さん

東宝化成工業株式会社
長年塩化ビニル(以下、塩ビ)製品を取扱い、住宅建材や工業用に使用される高機能硬質塩ビシートや、カッティングマット、下敷き、定規などの文具教材、田んぼの仕切りやあぜ道に使用されるアゼシートなど、多様な塩ビ製品を製造・販売する東宝化成工業株式会社。1948年にこども用の遊具であるゴム鞠の製造会社としてスタートさせてからは、将来のプラスチック需要を見越して塩ビ素材を使った文具教材、床タイルなどへと事業転換し、現在も塩ビ製品メーカーとして第一線を走る企業である。

同社の特徴は高性能な機械設備だ。リーマンショックの影響で一時は厳しい経営状況に陥ったものの社長の判断で大胆な設備投資を行い、悪状況を好転させた同社。「不景気の中でも行動を起こし実行したのが功を奏したと思います。機械導入後は新規のお客様も増え、受注量も大幅に増やすことができました」と営業・仕入部 統括課長 玉川氏は話す。

東宝化成工業株式会社
機械設備の中で注目したいのは硬質塩ビシート製造用のカレンダー成形機だ。カレンダー成形機は加熱したロールで樹脂を練りながら溶解させ、何本ものロールの間を通して規定の長さ、厚さに成形する機械である。「工業用やハイテク製品など様々な分野で使用される為、機能性が厳しく求められる中で、お客様に納得していただける製品が製造可能になりました。また生産数が大幅にアップし、不良率も非常に低くなりました。」と玉川氏。さらに塩ビの再生品を利用したリサイクルシートの製造にも力を入れ、環境にも優しく、無駄のないものづくりを心がけているという。その他にもカッティングマット、ねんど板、下敷き、定規などを製造する積層多段プレス機があり、サイズに応じて3台のプレス機を使い分けている。塩ビ素材以外にもポリスチレン(PS)素材の下敷があり、プラスチックの再利用でエコマーク認定されている同社の注目商品だ。

一時は塩化ビニルが有害なダイオキシンを排出するということで敬遠されていたが、近年はその問題も解消され、安価で燃えにくく、加工性が良い素材として見直されてきているという。今後は製品数も増やし、塩化ビニルの素晴らしさをもっと世に広めていきたいとさらなるビジョンを描く玉川氏。
「まだまだ世の中は不景気ですが、不況に打ち勝ってきた力を武器に、東大阪の製造業を盛り上げる存在になりたいです」と力強く話す同社の今後の活躍に注目したい。

■ 会社概要
【会社名】東宝化成工業株式会社
【設立】1948年
【所在地】

〒577-0836

大阪府東大阪市渋川町1-13-3

【連絡先】06-6729-0251
■ 詳しい情報はホームページにてご覧いただけます。



posted by ファイコム at 12:04| キジコネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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